早川チャンネル「底マチ袋について」

 

――底マチ(ガゼット)袋って?――

毎度ありがとうございます!
早川製袋の天辻です。
いつも弊社ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます!!

今回は、底マチのある袋についての話です。
前回、袋のサイズ表記のお話をさせてもらいましたが、

その最後で、
CPP#30 × 150×(250+20GZ)+40テープ
このようなサイズ表記を例に出しました。

波線部分が、底マチ加工の表記となっており、この袋は、

・材質CPPの#30
・幅は150㎜
・40㎜の糊付きふたあり
・袋深さ250㎜に展開時の幅が40㎜の底マチ(マチ片側が20㎜で、広げると40㎜)

という袋であるという事になります。

マチ付き袋のメリットは??

・マチを持たせることで、袋を広げたときに底面を平らにさせやすい。
・立体物封入の際に、袋を広げやすくなる。
・袋の広がりが自然になるので、しわが発生しにくい。
・袋底面の飛び出しが減少し、すっきりとした見た目となる。

デメリットはどういった物があるでしょうか。

・既製品サイズが少ない。
・底マチの分、材質は同じでも平袋(マチ無し袋)より、保管時のカサが増す。

特に、
・使用可能材質の制限がある。OPP使用は不向き。CPP使用推奨。
この点には注意が必要です。

 

その理由は、OPPには、裏表があるものが多く、裏表を逆にしてしまうと、袋横の溶断シール部分のシール強度が、大きく低下してしまいます。底マチ袋は構造上、裏表が反転する箇所が発生してしまうので、そのマチの部分のシール強度がやはり低下してしまいます。CPPは裏表不問の物が多くあり、マチ部分のシール強度は安定しやすい事から、底マチ加工はCPPが良く使用されています。

 

実際に箱を使っての、マチあり、無しの比較検証を行った動画を作成致しました。
宜しければご覧ください!

 

弊社では底マチ(ガゼット)袋の、オーダーメイド行っております。
ぜひ一度ご連絡下さいませ。

本日もご覧いただき、誠に有難うございました。
どうぞ次回もお楽しみに!!

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