OPP袋とプラスチック
プラスチックとは何でしょう
プラスチックとは英語名で、日本語表記では合成樹脂または合成高分子と呼びます
樹脂とは 多くの分子が鎖で絡み合ったものと言うことになります
樹脂には、合成樹脂と天然樹脂に分けられます。
天然樹脂は樹木から採取できるものです 松やに 天然ゴムなど
合成樹脂は、人工的に作られるものです。
プラスチック(合成樹脂)は2種類に分類される
合成樹脂は、熱可塑性樹脂(ねつかそせいじゅし)と熱硬化性樹脂とがあります。
熱硬化性樹脂
代表的な熱硬化性樹脂は エポキシ樹脂 フェノール樹脂 などです
熱硬化性樹脂は熱をかけると固まる性質があるので再生ができません
再度加熱をしても、変形・溶解しません
熱可塑性樹脂(ねつかそせいじゅし)
熱をかけると溶ける性質があり何回でも再生ができます
ポリエチレン ポリプロピレンなどです
現在はこの熱可塑性樹脂を広く【プラスチック】と言う場合が多いです
全体の割合の80パーセント以上にもなります
プラスチックの変遷
昔、電気のコンセントは、フェノール樹脂で出来ていました
フェノール樹脂は熱硬化性樹脂です、耐熱性が評価されて多く採用されていましたが
硬い代わりにしなやかさがないため、衝撃が加わると割れてしまうことが良くありました
当時はまだポリエチレン ポリプロピレンが普及しておらす
今では、しなやかさを持つポリエチレン ポリプロピレンが評価されて
熱可塑性樹脂に置き換えられるようになりました
まとめ
プラスチックが分かりにくいのは、ラップ ポリ袋 OPP袋 ナイロン袋
そのほとんどが 同じ様に見えてしまうこと
しかし 分類すると OPPフイルムは 合成樹脂の中の熱可塑性樹脂のポリプロピレンである
など 分類別に詳細を調べると そのフイルムの特性がよくわかります
特性が理解できると新規の企画案件のフイルムの選定にも役立ちます
ご参考頂けると幸いです